
エンロンは、「見えない価値を見える化し、信頼を動かす」ために生まれました。
私が工場跡地や閉店した店舗を回りはじめた頃、そこには、誰にも評価されないまま置き去りにされた機械や設備が山ほどありました。事業を支え、人を支え、日本の産業を支えてきた"働いた証"です。
しかし、そのほとんどが帳簿上は1円、誰にも見向きもされない。
この姿を前にした時、私は心の底から思いました。
「この国には、まだ動いていない価値がある。誰かがそれを見つけて動かさなければならない。」
こうして始まったのが、まるどうグループの原点です。私たちはこの価値を
動産王(ネット事業)・動産オークションを中心に、動産データ・相場情報・撤去履歴・物流・不動産データが一本の線でつながる。
『事業資産が丸ごとデジタルで動く』仕組みを目指しています。
私がこの仕組みをつくりたかった理由は、ただひとつ。
倒産で終わらせないためです。
本来価値ある資産が正しく評価されず、再挑戦の機会を奪われる会社を、何度も見てきたからです。
動産と不動産を一体で評価し、その価値を再生し、次へつなぐ。
売る人にも、買う人にも、金融機関・投資家様に嘘のない"相場"を示す。
それが、エンロンの創業の原点であり、今も変わらない使命です。
見えない資産に光を当て、価値を正しく測り、その価値を未来へ動かす。
日本経済を支えてきた「事業の魂」をエンロンは、
これからも、動産経済の信頼インフラとして目指していきます。